費用対効果の高い3Dプリントパフォーマンス
コスト重視のデスクトップ3Dプリント業界にとって、優れた品質とパフォーマンスを競争力のあるコストで実現するには、LRS-Compactシリーズが最適です。DLP® ベースの光造形サブシステムを使用すれば、400万ネイティブピクセルの高解像度が得られ、プロ仕様のCompactデスクトップやスタンドアロン型積層造形システムといった、ターゲットとする市場セグメントの生産性の向上にも役立ちます。
推奨の使い方
![](https://visitech.com/wp-content/uploads/2023/11/LRS-Compact-Plus-1.png)
世界最小のWQXGA
積層造形光学エンジン
LRS-COMPACT PLUS
LRS-Compact Plusを使用すると、アドレス指定可能なより高いピクセルを実現し、生産性が向上します。800万のアドレス指定可能なピクセル(3480 x 2160)により、より大きなものも細かな部分も短時間で造形できるようになります。
高いパワー出力と優れた出力密度により、大型の積層露光であっても、1層あたりの露光時間を短くできます。
コスト面でお悩みですか?長寿命LEDに加え、2つのアクチュエータ手法(TI社XPRまたVisitech社FPSC)から選ぶ事ができ、その出力と各々4つのサブフレームの露光時間をカスタマイズできるLAMAフリーソフトが搭載されたLRS-Compact Plusは、費用効率が極めて高い特徴を持ちます。LRS-Compact Plusは、生産性に優れた積層造形を可能にする究極のサブシステムです。
機械制御ソフトウェアと簡単かつシームレスに統合できるLAMA SWなら、生産性の低下を防ぎ、USBやHDMI、DisplayPortといったビデオインターフェースからのセキュリティ侵害も防ぎます。
まとめて出力し、大型造形物を可能にするスタッキング
LRS-Compactは固定式の構成のスタッキングに最適です。ネイティブ造形領域の60ミクロン(またはそれ以上)のピクセルピッチにより、組み合わせた光学エンジンが滑らかな表面仕上げを実現できます。また、このピクセルピッチは、大規模な造形領域の露光生産性を向上させるコスト効率の高いソリューションでもあります。
高解像度
800万を超えるアドレス指定可能なピクセル位置を持つ、このDLP®ベースの光造形サブシステムは、3Dプリントシステムや積層造形システムに静的に実装して優れた解像度の部品を造形することを目的に設計されています。
均一性
光学エンジンのユニット間の均一性を確保することは、コストに敏感な市場においては特に重要な課題です。LRS-Compactシリーズは、均一性を確保するための広範かつ詳細な特性解析およびキャリブレーション機能を備えています。
NEOSプラットフォームのメリット
LRS-Compactシリーズの強みは、積層造形向けのWQXGA DLP光学エンジンとして世界最小であることだけではありません。 WQXGA DLP光学エンジンが組み込まれるNEOSプラットフォームには、NEOS設計思想に完全に即した高度で機能的な機械的構造を持つという強みがあります。積層造形分野の要求の厳しい稼働状況においては、ラピッドプロトタイピング技術では残された課題がある可能性があります。LRS-Compactシリーズはカプセル化された光学コアが搭載し、24時間年中無休の積層造形業界に求められる堅牢性を満たしています。
プラットフォーム間共通の追加機能には、インダストリアル グレードの通信/データ送信用イーサネットの標準化、最大出力とパフォーマンスを実現するのに適した温度管理である液体冷却の各機能もあります。
光学パフォーマンス
ビジテック独自のBifrost S LED光源(第5世代および第6世代)は、高機能の光学パワー出力と最適性能を兼ね備えています。また、LRS-Compactシリーズには、積層造形向けに最適化された完全統合型のLAMA Standardソフトウェアベースが搭載されています。
フルピクセルシーケンスコントロール(FPSCモード)の説明
LRS-Compact Plusプロジェクターの高度なLB6600コントローラーは、投影されたサブフレームのデータコンテンツを完全に制御できるからこそ、次のような重要なメリットがあります。
再サンプリングのエラーなし
このコントローラーはDMDの正確なネイティブ解像度を使用するため、pixel-pureの露光が可能です。これは、UHDビデオ入力用に設計されたオリジナルのDMDコントローラを使用したデータの再サンプリングが必要なシステムとは異なります。再サンプリングでは、コントローラーとDMD間の入力解像度の不一致により、不要なピクセルエラーが引き起こされます。
光学アクチュエータの完全な制御
すべての層でアクチュエータ位置を時間的に制御し、1/2ピクセルの画像オフセットを適用して各層の輪郭の解像度を上げることで、造形物の表面をより滑らかに仕上げられます。
柔軟なアーキテクチャ
柔軟なアーキテクチャを用いることで、マシン設計とのシンプルで簡単な統合を可能にします。
![](https://visitech.com/wp-content/uploads/2022/04/Figure1-1024x467.jpg)
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プロパティ | ||||
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DMDタイプ | DLP660TE 0.66” WQXGA (460/405 nm), DLP670S 0.67” WQXGA (385 nm) | |||
解像度 | Compact: 2716 x 1528 (1600) ピクセル | |||
Compact Plus: 3840 x 2160 (2260) ピクセル | ||||
動作モード | FPSC mode / TI XPRモード(4方アクチュエータによる) | |||
Compact: ネイティブピクセルモード | ||||
プロジェクター出力パワー | 最大7 W(405 nm)、6 W(385 nm)(レンズ選択による) | |||
LEDオプション | 460 nm / 405 nm / 385 nm | |||
LEDドライバ | Bifrost S | |||
光学フィードバックによる一定流量 | ||||
出力均一性 | > 99%(ソフトウェア補正後) | |||
寸法(レンズなし) | 217 mm (H) x 105 mm (W) x 164 mm (L) | |||
総重量(PSUなし) | 4 kg(レンズなし) | |||
消費電力 | 最大200W | |||
冷却システム | 液体冷却 | |||
ソフトウェア | LAMA Standard搭載 |
電気接続 | 信号 | |||
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信号 | 48 V DC | |||
画像データ | 単一画像パターンをLAMAでアップロード | |||
通信 | イーサネット | |||
LED安全スイッチ | LED安全スイッチ(有効/無効) | |||
フレーム同期 | 外部のフレーム同期 |
レンズのオプション | 画像のピクセルピッチ [μm] | ネイティブ画像サイズ [mm2] 幅x高さ | 作動距離 [mm] | 取り付け距離 [mm] | |||
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PL Compact 1.0 HC | 5.4 | 14.7 x 8.3 | 71.0 | 162 | |||
PL Compact 2.0 HC | 10.8 | 29.3 x 16.5 | 90.0 | 162 | |||
PL Compact 3.6 HC | 20.0 | 54.3 x 30.6 | 148.0 | 154 | |||
PL Compact 4.6 HC | 25.0 | 67.9 x 38.2 | 180.0 | 195 | |||
PL Compact 9.3 HC | 50.0 | 135.8 x 76.4 | 224.0 | 288 | |||
PL Compact 13.0 HC | 70.0 | 190.1 x 107.0 | 350.0 | 411 | |||
PL Compact 14.0 HT | 75.0 | 203.7 x 114.6 | 500.0 | 611 | |||
PL Compact 17.0 HT | 90.0 | 244.4 x 137.5 | 524.0 | 646 | |||
PL Compact 24.0 HT | 130.0 | 353.1 x 198.6 | 832.0 | 952 | |||
ご要望に応じて、他のレンズオプションもご利用いただけます。すべての仕様および機能は変更される可能性があります。 |